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医療従事者が語る「働きやすい職場」とは?

ー 新型コロナウィルス感染症と人権問題 ―

 

「今、一番欲しいのは働きやすい職場」に隠された意味…

新型コロナウィルス感染が拡大する中、ライフラインを守る人たちの努力が私たちの生活を守ってくれています。

そしてその中でも特に、医療従事者の皆さんは不安と恐怖の中で医療現場で働いています。

もちろん、生活必需品の製造や流通、販売に携わる皆さん。

不自由な生活を強いられる市民。

学校や幼稚園、保育所に通えなくなった子どもたち。

言葉が通じにくい外国人市民。

本当にさまざまな立場の方が、状況はそれぞれ違いますが、

みんな新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐために

「今、自分たちの生活を守るために、自分たちにできること」をそれぞれが行っているのが現状です。

 

ですが悲しいことに、感染症に関する誤解や偏見、恐怖と不安からくる忌避意識により、

感染された人とその家族や周囲の人、

クラスターが発生した治療や介護や保育にあたっている関係者、

そして、海外からの帰国者等に対する不当な差別やいじめが言動や態度に出てしまう…

そんなケースが報道されていることは皆さんご存知のとおりです。

 

そんな状況の中、医療従事者の方が

「今、一番欲しいのは、マスクでも防護服でもなく働きやすい職場」と語ります。

 

その真意とは…

 

「自分は、コロナ感染の危険を冒して医療に従事している。

もし自分が感染した時、不当な差別や心ない言動が家族にまで及ぶことを考えると辛い…」

「そして、テレビや新聞などの報道機関だけでなくSNSで広まる誹謗中傷の投稿や書込みが怖い…」

「今一番欲しいのは、そういった心配をせずに患者一人ひとりと向き合える、働きやすい職場」

と切実な思いを吐露します。

 

つまり…

私たちが正しい知識や情報を得て、誤解や偏見を持たないようにするだけで

医療従事者の方は安心して働けるという事なのです。

 

誰だって感染したくてなる訳ではない。

誰だって今自分ができることをしようと思っている。

そのことを今一度私たちは胸に刻んで、

新型コロナウィルスの感染に伴う、「誹謗中傷や差別」を絶対に許さない市民であり続けましょう。

 

 

新型コロナウィルス感染症について詳しくはこちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。

▼厚生労働省ホームページリンクはこちら▼

 

人権侵害に関するご相談について

不当な差別、いじめ等の人権問題に関しては次の窓口にご相談ください。(平日)

吉田人権福祉センター      TEL:42-2826 FAX:42-2831

八千代人権福祉センター   TEL:52-7500 FAX:52-7024

たかみや人権福祉センターTEL:57-1330 FAX:57-1330

甲田人権福祉センター      TEL:45-4922 FAX:45-4660

 

法務省の人権問題相談窓口

新型コロナウィルス感染症に関連して、不当な差別やいじめ等のさまざまな人権問題について相談を受け付けています。

▼法務省ホームページリンクはこちら▼


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