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これまでの活動報告

湧永満之記念庭園前での青空市から

甲立地域振興会  会長 浅井澄夫
「いらっしゃい、新鮮野菜はいかがですか、安いよ〜。」
「今朝取りの、元気がでる卵はいかがですかー。」と、なれない口調で遠慮気味に呼びかけながらスタートしたのが5月上旬の青空市。
 それからは毎週土・日曜日の9時から、湧永庭園前の空地を利用させていただき、庭園を開園している時期(4月〜6月・9月〜11月)の間、多少の雨の日は強行して出店を続けた成果が、後半になってあらわれて、積極的に大きな声で呼びかけを行えるようになり、素人集団が商売の方法を一つ一つ身につけて市場並みの商売根性がそなわった感じになりました。
 この青空市を開設してよかったと感じたのは、今までなかった各振興会間の横のつながりができたことです。
 出品している野菜の食べ方を聞かれたり、逆にこういう料理の仕方もあるよと教えられたりで、人と人とのふれあいの楽しさ、面白さを勉強できたよい出店経験でした。
 この青空市の開設のきっかけは、今年3月役場から平成14年は「甲田町地域振興連合組織活動支援事業」として各小学校区単位で、50万円づつの補助との説明を受けて、甲立小学校区も各振興会の会長会議を開催して助成金の50万円についての使途について協議をしました。「50万円は中途半端じゃの〜。せめて100万円なら少々思いきった事ができるがのー。」という声が上がる中、各振興会全体で出来る事柄は何かを検討していたら「湧永庭園の入場者は年間10万人程度なので、その人達を対象に各家庭で作っている野菜や果物などを少しづつ出してもらって販売したら面白いかも。」という意見が出て、それは面白いという事でいろいろ検討しながらスタートしました。
 最初は出品数も手さぐり状態で、問題点も多く、PR不足もあって、思うように集まらなかったのですが、回を重ねる毎に、品数も増えてテントの中がいっぱいになる程になりました。
 次年度は、より地域にPRをして「何でも地域の特産品」と位置づけて販売していきたいと思いますので、ぜひ、皆さんもご出品ください。
 また、この青空市で培った、各振興会間の連携をより充実させて、助成金の目的である合併をにらんだ「自立的な地域づくりの計画の策定」に向けて、まず甲立地域の全戸を対象にした「アンケート調査」を12月中に実施して、地域の皆さんのそれぞれの思いを把握して、実施計画の策定に取り組んでいきたいと思っております。

 広報こうだ 341号 住民主役の地域づくり57から


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