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市長コラム100回 「地域おこし協力隊」の成果と課題

 「地域おこし協力隊」は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方に於いて、都市地域の人材を積極的に受け入れ、「地域おこし協力隊員」として委嘱する仕組みです。隊員には地域おこしや地域特産物のブランド化、地場産業の開発・販売・プロモーション、都市からの住民の移住・交流の支援、農林水産業への従事、住民生活の維持のための支援等の地域協力活動に従事して頂き、あわせて隊員の定住・定着を図り、一連の活動を通じて、地域力の維持・強化を図って行くことを目的としています。特典として、隊員の報償費や活動費に充てるため、国の特別交付税措置により一人当たり年間400万円まで、最長3年間の財政支援があります。平成21年(2009年)総務省に於いて制度化され、平成27年(2015年)には全国673の自治体で2625人の「地域おこし協力隊員」が活躍しています。

 安芸高田市では、平成27年(2016年)からこの制度を活用し、これまでに9人の「地域おこし協力隊員」を採用しています。

 

 平成27年度には、次の事業で6名の地域おこし協力隊員を採用しました。

①移住定住・促進事業( 空家コンシェルジュ)として、安芸高田市にある1900戸の空家を有効活用するため、空家バンクへの登録促進及びNPOや地域振興会と連携した空家の活用(都市と安芸高田市の交流)並びに移住希望者への情報提供及び移住者と地域住民を繋ぎ、スムーズに馴染めようにサポートする。

②地域情報発信事業(地域の情報を市民に届ける)として、お太助フォンを活用し、市民の皆様に地域情報やイベント等の映像発信及び行政情報を提供する。また、定住対策パンフレットを作成する。

③観光振興事業として、新たな交流人口の確保対策(民泊の企画検討)や安芸高田市観光振興計画の見直し、神楽関連商品及びグルメの開発・販路拡大に関する企画、安芸高田市ふるさと応援の会との連絡調整を行う。

④有害鳥獣対策事業として、有害鳥獣の捕獲班等との連携やシカ・イノシシ等の生態について調査・研究、ジビエ料理の普及活動と販路開拓、鳥獣被害に強い地域づくりを進める。

⑤農産物の産地化・商品開発事業として、新たな農産物の栽培と産地化を図ると共に、農産物の機能性を調査・研究する。野菜等の加工技術の確立をし、付加価値をつけ販路開拓をする。健康づくり関係団体と連携し、市民の健康づくりに役立てる。

 

 また、平成28年度には、次の事業で3名の地域おこし協力隊員を採用しました。

①移住・交流定住促進事業として、安芸高田市に訪れて頂くきっかけ作り、移住して頂くプロモーション、及び移住・定住希望者への情報提供ネットワークづくり。

②資源循環と農産物の高付加価値化推進事業として、竹林整備により発生する竹チップ等を活用した良質の堆肥や土壌を造り、農産物の付加価値を高める。

③木の駅プロジェクト事業として、森林整備と地域経済の活性化を目的に木の駅(未利用材の集積場)などを整備し、地域住民の所得の向上を図る。

 

 そして、平成29年度は、❶男女共同参画社会を推進し、女性が活躍する地域づくり、並びに❷新たな農産物の栽培と産地化及び商品開発事業の2つのテーマで3名程度の採用を予定しています。

 現在では8名(1名は初めての子供を出産し、育児に専念したいとして退職)の隊員が活躍しておられます。生活面や本市の非常勤特別職としての制度面、または任期終了後の就職や起業のための費用など、多くの課題はありますが、市としても出来るだけ定住に繋がるように努力して行きたいと思います。

            地域おこし協力隊員


総務部 総務課
〒731-0592 広島県安芸高田市吉田町吉田791番地
TEL 0826-42-5611 FAX 0826-42-4376

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