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市長コラム第61回 第3回「高校生の神楽甲子園 ひろしま安芸高田」

 神楽門前湯治村の神楽ドームで第3回「高校生の神楽甲子園 ひろしま安芸高田」が行われました。神楽甲子園は年々参加校が増え、今年は全国各地(岩手県〜宮崎県)から14校が参加し、成功裏に終わりました。神楽は全国どの地域においても、豊作・豊漁の祈願・御礼を行う風習として古来より伝承されています。

 この大会は、全国各地で伝わる伝統文化を継承する活動に励む高校生が一堂に会し、自らも主催者の一員として、企画・運営に携わりながら、日頃の練磨の成果を披露しあう事で、お互いに交流を深め、技術の向上に生かし、それぞれの地域の郷土芸能の保存・伝承

に寄与する意欲を高揚させることを目的として、平成23年から実施しております。具体的には、出場校の先生・生徒を中心に「高校生の神楽甲子園 ひろしま安芸高田実行委員会」を設置し企画・立案・運営を委ねています。一方、文部科学省においては、この大会の趣旨について十分ご理解を賜っており、出場校の選定等のご指導を頂いております。本格的な支援のお願いは5年程度の実績を踏まえ、確かな方向性を得た後になると思われます。

 安芸高田神楽の東京公演等のPR活動により、安芸高田市に来られる人が年々増加の傾向にありますが、これらの観光客を受け入れる体制づくりが大きな課題であります。安芸高田市には民間の宿泊施設・神楽門前湯治村・たかみや湯の森・エコミュージアム川根等の宿泊施設がありますが、多くの観光客を受け入れるのは厳しい状況があります。今後は、これら既存の施設の活用を図りながら、民家・集会所等の活用を含めた「民泊」の実施等、広い見地からの対策が必要だと考えます。

 この度の神楽甲子園では、安芸高田市の将来的な観光客の受け皿を考慮し、地域のみなさんの協力を得、「民泊」で対応する事と致しました。中長田集会所(岩手県 葛巻高校)・寺山多目的集会所(宮崎県 高千穂高校)・桑田の庄(静岡県 遠江総合高校)・甲田プラットハウス(鳥取県 日野高校)・可愛振興センター(広島県 可部高校)・郷野コミュニティー集会所(岡山県 高梁城南高校)を交流拠点とした6地区で快く引き受けて頂きました。地域での歓迎セレモニーは無論のこと、歓迎の横断幕を用意する・うちわに学校名を書く・花火を上げる・集落で応援に行く等々、地域で工夫を凝らしたもてなしにより、大会そのものを大変盛り上げていただくことができました。

 今回の神楽甲子園は、安芸高田市の知名度を全国的なものとすることに加え、「民泊」による効果があったと考えています。安芸高田市では、17年前の広島国体において、吉田町(女子バレー)・甲田町(ハンドボール)で全国からの受け入れとして、「民泊」を経験しております。地域によっては、現在交流を続けている地域もあります。神楽甲子園終了後も地域を越えた交流が末長く続き、安芸高田市の活性化に寄与出来る事を期待しています。


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